その頃まだ家には水道がなく、近所では共同水道でした。 ねじ回しみたいな鍵とバケツを持って、何十メートルか離れた水道に水を汲みに行く。 そして家に持って帰って水がめに移す。 アルミの柄杓で水を飲む。 この水がめを見ると、当時のうちの様子や近所の様子をぼんやりと思い出してしまう。 父も母もみんな若くて、賑やかだった近所には友達もたくさんいて・・・。 家に水道がないというのは今ではちょっと想像できませんが、洗濯や炊事は随分大変だったんだろうなと思うのです。 家にあった水がめは母が転がして壊したそうだ。 もったいない事をしたと言ってた。 今我が家にもこの水がめがひとつあるんです。 隣の家を取り壊すときに貰いました。 しかし何の使い道もなく、どこにおいても邪魔で狭い家の中を場所ばかりとっています。
by koubouruka
| 2006-07-06 23:02
|
フォロー中のブログ
以前の記事
2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||