工事が終わったのは、そんなに前ではないのに、もういつだったかも忘れて、今を受け入れてしまっている。前の道路も小樽らしい風情があってよかったと思っても、どんな道路だったかも思い出せない。きれいで、便利なものだけを、体が覚えていく。 ここ何日間か家から出ていなかったので、たまに出ると、寒さが身にしみる。用事を済ませ、とっとと帰って来る。 寒い外から帰ってきて、あったかい家の中に入った瞬間、縮こまっていたからだが、解けていく。 #
by koubouruka
| 2004-12-15 00:58
| 小樽の街
札幌に車で向かうとき、ウイングベイ小樽から新しく出来た道路を通っていくと、桜町が見えてくる。「桜」なんてとてもきれいな町の名前だ。 建っている家は、普通の民家や、マンションなのに、海岸沿いの小高い丘の上に家が立ち並び、私にはとてもエキゾチックな風景に思える。下の海岸は、東小樽海水浴場で、テトラポットが置かれ、砂浜も小さくなったんだろうが、北海道の短い夏には、少しだけ賑わっていた。 ここの道路は、長くゆるいカーブになっていて、これから冬、道路も凍結してツルツル路面、ちょっと怖い道に変身してしまうのだ。 #
by koubouruka
| 2004-12-09 01:00
| 小樽の街
仕事の先輩が突然、エンジュの木を持ってきてくれた。皮をむいて乾燥させておく。 皮をむいておかないと、白いところが黒ずんでしまう。太さによっても違うが、半年から、一年は使えない。 春に切った木は、水分をたくさん吸っているので、皮が簡単にむけるのだが、今の時期に切った木は、冬に備えてあまり水をすわなくなり、皮がむきづらい。しっかり乾燥させてから彫らないと、干割れしてしまい、とても切ない思いをするのである。 切ったばかりの木は、とてもいい匂いがしている。工房の中は、まるで雨の降った朝の、森のような匂いでいっぱいだ。 年輪を数えてみる。私と同じくらいの年のようだ。大切に、無駄なく使おうと思う。 #
by koubouruka
| 2004-12-06 01:03
| つれづれ
妻は大変と忙しいようである。家の事もしなければいけない、四六時中いっしょにいる、私の相手もしなければいけない。 読書も、映画鑑賞も、釣りも、そして今ゲームにもはまりかけている。そんな妻に、今度は看板描きの仕事までやってきた。 どうやら創作意欲が湧いてきたようで、いろいろと構想を練っている。 そして彼らは・・・ この机の主が早く帰ってきて、仕上げてくれるのをただじっと待っているのである。 #
by koubouruka
| 2004-12-03 01:09
| つれづれ
えさ台に屋根をつける。前のえさ台は、すずめが来るどころかすっかりカラスの止まり木に成り果ててしまい、引っこ抜いてしまった。そして、とうとう雪が降り出したので、慌ててえさ台に屋根をつけ、また立ててみた。 そんなにすぐ、スズメは来ないだろうと思いながらも、窓から観察しているのだが、風が吹くとゆれる。 これから本格的な冬、小樽は風が強い。春までちゃんと立っているか、スズメがくることよりも、そっちの方が心配になってしまった。 #
by koubouruka
| 2004-12-02 01:12
| つれづれ
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